Webレポート

事業名

水車・アヤメ川自然公園を歩いてみよう

【伊達市】水車・アヤメ川自然公園を育てる市民の会 Webレポート

◆団体名 水車・アヤメ川自然公園を育てる市民の会

◆事業名 水車・アヤメ川自然公園を歩いてみよう 

 

私たちの会では、会の活動に参加することにより、公園の良さを市民に広く知ってもらい、多くの人に利用してもらうことで、自然公園としての環境の維持保全に繋がると考え、「まずは一度来て欲しい、歩いて欲しい」ということで以下の活動を実施しました。

 

 最初の活動は4月の「河川清掃」です。春の妖精たちに応援されながらゴミ拾いを行いました。 毎年継続して行っている活動によりゴミは年々減って来ているように感じます。ビラ配布、ポスター掲示、広報、新聞への呼びかけで、参加者58名でした。成果は燃やせる2袋、燃やせない1袋、 タイヤ1本でした。流れで、総会的なことをしています、現地で利用者の貴重な意見を聞く機会となっています。

5月には、「春の植樹活動」を行いました。会員のみへの案内で、苗端への稚樹の移植と、園内へ野草の移植を行いました。16名の参加がありました。

7月には、「夏のササ刈活動」を実施しています。園内ではスズタケやチシマザサなどのササ類が繁茂し、遊歩道が狭くなったり見通しが悪くなったりして困っています。今回は見通しを悪くしているスズタケ繁茂箇所で作業を行いました。会員のみへの案内で15名の参加がありました。

8月は、メインのイベント、「夏のかんさつ会」です。e-水プロジェクトへの申請はこのためと言っても過言では ありません。夏休み中の小学生親子20組限定行事として毎年実施(今年で3回目)しています。助成費を使い、市内の小学校全校全児童へのチラシ配布、観察用の資機材(今年はルーペ、拡声器、テーブル等)、飲み物の購入、そして4名の講師依頼をしています。習い事等の関係で低学年が主体ですが、多くの子どもたちとその親に、水辺の楽しさ、水と緑の関係、そこにいる生き物のことに触れるきっかけを与えられています。参加者は講師、スタッフ、高校生ボランティアも合わせて75名、満員御礼となりました。

10月には、「秋のササ刈活動」も実施しました。ベンチ周りのチシマザサと夏に刈り切れなかったスズタケを刈っています。「ベンチの後ろには、今育苗しているツリバナやハクウンボクを移植しようか」 「小川の周りには隠れていた花が咲いてくれるはず」と、夢は膨らんでいます。会員のみへの案内で12名の参加でした。 

参加者の都合で、12月に入ってしまいましたが「秋の植樹活動」も実施しました。ササ刈実施個所にハクウンボクとカツラをそれぞれ2本ずつ移植しました。また、公園の次期シンボルツリ ーを育てるべく苗畑にミズナラの稚樹を2本移植しました。会員のみの案内で12名の参加でし た。各活動において、助成費で参加者へ飲み物や塩分補給のアメ等を提供させていただいています。 軽く汗を書いた後の飲み物は格別でした。e-水対象行事にしていないのですが11月に実施している「秋の観察会」に子どもの参加が凄く増えました、聞いてみると「夏のかんさつ会が楽しかった」 「講師の説明が分かりやすかった」と言う内容でしたので、夏のかんさつ会、 特に講師依頼に予算をかけられたことで、講師の質が上が り、子どもとその親の満足度が上がったのではと考えてい ます。 これによって若い世代のファンが増えたことは公園を維持していくうえでもとても大きな一歩と考えています。 本当に感謝しています、ありがとうございました。

水車・アヤメ川自然公園を育てる市民の会
しずくコース

水車・アヤメ川自然公園を育てる市民の会

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水車・アヤメ川自然公園を歩いてみよう