Webレポート
水質調査、河川の清掃活動
【千歳市】チトセコ Webレポート
◆団体名 チトセコ
◆事業名 水質調査、河川の清掃活動
【千歳川周辺環境の保全事業】 チトセコは、北海道e-水プロジェクト助成金で、千歳川周辺環境の保全事業を実施しました。本事業では、親子が楽しみながら環境問題について知り、行動することを目的に、ごみ拾いと BINGOを掛け合わせた活動「CLEANGO」を実施しました。実施日はサケの個体が遡上を始める時期を想定し、2024年7月を予定しておりましたが、雨天のため延期を決定。同年10月5日に実施完了しました。
当日は、千歳水族館館長菊池氏によるお話、当団体による ぽい捨てごみの行方のお話のあと、段ボールで作成した BINGO用紙に、どんなごみが落ちているかを予想し、参加者に書いてもらいました。その後3チームに分かれてごみ拾いを行いました。30分ほどのごみ拾いのあと、全員で落ちていたごみを確認しながら、予想したごみが落ちていたらチェックをつけ、BINGOを行いました。その後、千歳水族館のバックヤードツアー、ごみ拾いの振り返りを2チームに分かれて実施しました。
振り返りでは「サケに伝えたい こと」 「ごみ拾いで気づいたこと」などを書いていただき、 最後はサケのペーパークラフト等をお土産としてお渡し し、終了しました。 全体の参加者は11家庭31名(大人13名、子ども18名)でした。 参加者からは「楽しかった」 「(サケに対し)遠くから帰ってきてくれてありがとう」 「マイクロプラスチックなどの問題は知っていたけれども、とても大事な問題だと思った」などの感想が聞かれました。
また、家の周りのごみの話をしてくれるお子さんもおり、子どもも大人も楽しみながら環境問題への視野を広げるきっかけをつくることができました。 また、本事業開催にあたり、さけのふるさと千歳水族館、道の駅サーモンパーク千歳、さけのふるさと村教授会の協力を得ましたが、各組織の皆さんから「また来年以降も継続 したい」 「毎年開催出来たら」といった声がありました。美しい川でサケを迎えることが当たり前になるよう、来年度以降も継続して取り組む予定です。将来的には、千歳川が流れている市町村と の連携など、活動範囲を広げられたら良いと考えています。反省点として、雨天時の対応が後手になってしまった点があります。延期時は代替プログラムを用意することができましたが、天候による影響は参加者数にも影響することがあったため、今後は代替プログラムやスムーズな延期、申込み動線の確保に努めたいと思います。