Webレポート

事業名

茂漁川 de お宝発見!えにわブルーサンタごみ拾い

【恵庭市】 えこにわ Webレポート

◆団体名 えこにわ

◆事業名 茂漁川 de お宝発見!えにわブルーサンタごみ拾い

えこにわは2025年7月6日、北海道e-水プロジェクト助成金で、恵庭市を流れる茂漁川の豊かで美しい自然を守る活動を実施しました。参加者が自然と触れ合い、自分に何ができるかを考え行 動することを目的に、前半は川辺の清掃と併せ札幌の市民団体「手稲さと川探検隊」の鈴木玲代表の協力で、生き物教室を実施。後半は室内で身近な生き物や世界で起きている ことをスライドで学んだ後、採取したヤマメ、フクドジョウ などの魚や、チョウなどの虫を見ながらスケッチをしました。

参加者は子育て中のご家庭が中心で、大人18名 子ども 15名(スタッフ含む)でした。 茂漁川はかつては直線的な護岸工事が行われていましたが、川の自然な姿を取り戻すため川底に自然の土や石を戻し、水際に柳を植え るなど緑化護岸を行い生まれ変わった川です。きれいな川にしか存在しないバイカモなどの植物や生き物がいることを初めて知った参加者もたくさんいました。

参加した子ども達からは「空き缶のごみが多かった。茂漁川にあんな魚がいるのは知らなかった。」、保護者からは「恵庭の川の生き物を見られて、茂漁川でヤマメが見られてうれしかった。」 「長女が『ごみ を拾って綺麗になったら、動物が間違って食べちゃって死んじゃうこともなくなるしね』と伝えてくれました。誰しもが無視しては通れないゴミ問題。子どもと一緒に考える良い時間となりました。」との感想をもらいました。

今回の事業では、大人にも子供にも川の生き物や自然を身近に感じてもらい、自分たちの手で地域の自然環境を守っていけることを感じてもらえました。ごみ拾いと川でのフィールドワークを組み合わせることで、自分たちの行動が地球環境を守ることにつながるという実感を持ってもらえたと思います。 本事業の名称に「お宝発見」と入れましたが、拾ったごみや生き物だけでなく、集ってくれた皆の笑顔が宝物と感じ ました。

今回は2グループに分けて屋外活動しましたが、移動時間が伸びてしまい、生き物教室の時間が短くなってしまった 点が反省点といえます。今後は、ポイントを絞り時間配分を考えたスケジュールを組みたいと思います。また、将来的には自分たちで地域の自然を学び伝えていけるような活動を展開していきたいと考えています。 

えこにわ
しずくコース

えこにわ

事業名

茂漁川 de お宝発見!えにわブルーサンタごみ拾い

「えこ」と「えにわ」がくっついたら芽が出た!みんなの力で地球、生き物、人に優しい社会を作りたいと活動している恵庭市の市民団体です。市内近郊を中心に、子ども達にきれいな海をプレゼントする「えにわブルーサンタごみ拾い」やワークショップ、ものの譲り合い活動等を行っています。気候変動やごみ問題がおよぼす影響を「仕方ない」とあきらめず一人一人の小さな行動の変化を促し、自主的に行動できる人の輪を広げていくことを目指しています。