Webレポート

事業名

大野川の水質環境調査

【北斗市】北海道大野農業高等学校 Webレポート

◆団体名 北海道大野農業高等学校

◆事業名 大野川の水質環境調査

 

北海道大野農業高等学校は、北海道e―水プロジェクト助成金で、大野川の水質環境調査を実施しました。目的は大野川の水質データ等の蓄積、そのデータから水の循環について考え、農業と水資源について考察し、豊かで美しい自然環境を次世代に受け継ぐことです。

 

3学年の選択科目で「道南学」が設定されており、今年度は7名の生徒が選択しました。この選択科目の授業で大野川の水質環境調査を実施しました。4月20日に水質調査の項目や測定手順について説明し、実際に実験室内の水槽の水を使って測定しました。4月27日に大野川の水質環境調査を大野橋で実施しました。5月11日に調査結果のまとめを行い、5月25日に模造紙やパワーポイントによる調査結果の発表に向けて準備しました。6月8日に水質調査結果と水生生物調査結果に担当を分けて発表しまし た。10月12日に2回目の水質環境調査を実施しデータ の蓄積を図りました。

 

1学年の「生物基礎」の授業は、農業科学科、園芸福祉科、食品科学科合わせて55名の生徒が履修しています。6 月22日は1学年全員を対象に地域環境講演会を本校で実施しました。北海道大学笠井教授より地球の水環境や川や海など大きな水循環など広い視点でお話しをいただきました。7月7日と7月10日には、1学年を2つに分けて、水質調査の事前準備を行い、7月11日と7月12日は1学年を2つに分けて小野川の水質環境調査を実施しました。 両日とも雨天のため、採取した大野川の水と水生生物で調査しました。 

 

また、本校のボランティア部は、6月20日放課後に大野川の水質環境調査を実施しました。部員は1~3年生合わ せて16名です。最後に「道南学」と「生物基礎」で得られたデータを含めてボランティア部で結果の集計を行いまし た。 

大野川は非常にきれいで多様な生物が生息していることがわかりました。今後は、川の水量測定や砂防ダムの影響、CODや透視度の変化についてさらに調査したいと考えています。

北海道大野農業高等学校
しずくコース

北海道大野農業高等学校

事業名

大野川の水質環境調査