Webレポート
水車・アヤメ川自然公園の魅力発信
【伊達市】水車・アヤメ川自然公園を育てる市民の会 Webレポート
◆団体名 水車・アヤメ川自然公園を育てる市民の会
◆事業名 水車・アヤメ川自然公園の魅力発信
水車アヤメ川自然公園を育てる市民の会は、北海道e-水プロジェクト助成金で、水車アヤメ川自然公園の魅力発信として、観察会、公園内整備、広報活動を行いました。
観察会では、多様な自然が残り、四季折々に楽しめる水車アヤメ川自然公園を直に知ってもらうため、春は山野草鑑賞(参加 39 名)、夏はいきもの採取(参加 36 名)、秋は紅葉鑑賞と公園の歴史説明(参加 52 名)を行いまし た。
参加総数127名、初めて散策した方も多数いたことから、魅力発信の効果は高かったと考えています。
公園内整備としては、山野草を浸食してきているササの駆除を主に、会員の有志により実施しました。来年以降は園内採取の稚樹を育て植樹する活動にも取り組む予定で、運営会議メンバーによる苗畑の整備を計画しましたが、雨により中止となりました。
ササ刈は夏と秋それぞれ観察会の直前に行うことで、観察会の参加者が散策・観察をしやすいようにする効果も狙いました。夏は13名、秋は20名の参加がありました。会員のみで実施した結果、会員がそれぞれ感じる魅力について意見交換できました。
広報活動としては、公園の歴史と当会の活動を紹介するパンフレット、イラストマップ、園内ガイドマップの三種のパンフレットを総計2700部作成し、 近隣公共施設、学校、商業施設、飲食店、近郊の環境活動団体、に約1500部配布しました。また、園内ガイドマップは公園入口に設置したケースにも格納しました。残ったパンフレットは次年度以降に配布利用予定です。
活動の結果、会員数は年度当初23名から56名と2.4倍に、フェイスブックページへのフォロワー数は50程度から123名に倍増しました。また、行事実施にあたり市の後援を頂くことが出来ました。この結果から、目的であった魅力発信は効果的に実施できたと考えています。
今後は、魅力発信の活動を継続しつつ、どう自然公園を育てる(何を保全し、 どういった利用を進めていく)のか広く市民の意見を聞き取りながら、会の方向性をまとめながら、水辺環境の保全活動へのステップアップを図っていきたいと考えています。

水車・アヤメ川自然公園を育てる市民の会
水車・アヤメ川自然公園の魅力発信