Webレポート
滝上ウキウキリバー探検隊
【滝上町】渚滑川水系資源教育推進実行委員会 Webレポート
◆団体名 渚滑川水系資源教育推進実行委員会
◆事業名 滝上ウキウキリバー探検隊
渚滑川の水質の良さと、周辺の自然環境の質は、国内・道内でも屈指のレベルであり、後世に残すべき資源として保全と活用が求められています。
こうした保全すべき資源の認知と次世代に繋げるためのアクションとして、 子どもたちに対する環境教育と、流域資源の特色を生かした教育を実践できる人材育成を目的とした「滝上ウキウキリバー探検隊」事業を実施しています。本事業では、滝上町の地域性を活かす取組みとして、各種団体と連携を図り保全を進める一方で、渚滑川の質の高さだけでなく、渚滑川水系以外の資源との関連性・重要性を認識し、その魅力を地域内外に発信することで地域の振興策にも寄与することを目的として掲げました。
「川遊びから拡がる環境教育推進活動」は、夏休み期間である8月9日に実施しました。 今年は滝上町のみならず、近隣市町村の子どもたちも募集し、小学生25名 の参加がありました。当日は、前々日からの降雨により河川が増水し、危険なため川遊びは中止となりましたが、講師を招いての水棲昆虫の紹介などから、地元河川の環境の素 晴らしさを学ぶことが出来ました。また、フライフィッシングのキャスティング体験や、地元滝上町のハーブを使った石けん作りの体験も行いました。
「流域資源の保全と学習」は、渚滑川の流域に生息する貴重な地域資源につ いて学ぶために、小学生に向けた教育に取り組みました。 小学生に向けた教育として、10月21日、滝上小学校4年生11名が学校 で事前学習を行い、渚滑川流域に生息する樹木、草花、野鳥などの生態系を学びました。
フィールドワークでは、事前学習で自ら調べて学んだことを現地で確かめるために、滝上渓谷遊歩道「金仙峡」を歩き、ガイドブックなどを活用し実際に自分の目で確認することが出来ました。
今後も、地元の自然環境を優れた地域資源と捉え、地元愛を育むと共に、そ のことを地域内外へ発信することが出来る人材育成が出来るよう本事業を継続していきたいと考えています。

渚滑川水系資源教育推進実行委員会
滝上ウキウキリバー探検隊