Webレポート
「もっと水辺de幼稚園」どこでも学べる水辺のいきもの
【旭川市】コドモリくらす Webレポート
◆団体名 こどもEcoくらぶ(一般社団法人はっぴー福祉会)
◆事業名 こども水質保全【グリーンでお水がきれいになるかな?植生浄化法のビオトープ環境美化】
幼児期に地域の水辺で遊び学ぶことにより、地域の自然環境を知り、愛着をもって保全に取り組む市民を育成することを目的として、水辺で体験活動を行いました。本年度はより深く学ぶ仕組みづくりとして、水辺のプログラムを実施しつつ、大人たちの経験値を上げ、その時間だけで終わらない学習コンテンツの充実のためにワークシートを制作、コドモリWEBに水辺のいきものページを新設しました。
◎水辺プログラム実施
7月~8月 幼稚園5回、小学校1回、放課後児童クラブ1回 計7回
延べ参加者 子供155名 大人36名
水辺で魚や水生昆虫などを観察したり、川の中を歩いたり浮かんでみたりして川の流れを体感するなどのプログラムを実施しました。
◎ワークシート制作(水辺編・鳥編)
水辺での活動の事前学習や事後のふりかえりのためのワー クシートを制作して、より深く詳しく水辺の生き物や鳥たちについて学びました。
◎コドモリWEB 水辺ページ増設
コドモリWEBに水辺の虫と魚ページを増設。活動中に見つけた魚や虫を写真で紹介しました。
伊野川はカムイの杜公園に隣接しており、休日に親と遊びに来たり、幼稚園の行事等でも訪れることがある場所なので1度の活動だけで終わらず、継続して川の流れを観察したり、虫を探したりするなどにつなげやすくなると考え、今年度は伊野川で活動しました。7月の初めに活動した幼稚園は、8月にもう一度水辺で活動をしたり、親子で遊びに行ってみたという話も数件聞かれました。活動終了後にワークシートを配布、園や家庭でその日のふりかえりをし、水辺活動の話を大人たちに伝えるツールとして活用しました。
今年度も天候やコロナウイルス感染症の流行により活動日程の変更などもありましたが、リアルな自然を学びたいという幼稚園の要望に応えるべく活動を行いました。ワークシートや WEBページなど、室内でも学べるツールもできました。私たちがいないとできない活動ではなく、幼稚園で、親子で、活動できるように今後も支援していきます。
今後も活動をひろげ、「川は危険だけど、楽しい。」と実感する子供と大人を増やしていきます。

コドモリくらす
「もっと水辺de幼稚園」どこでも学べる水辺のいきもの