Webレポート
小鳥のさえずりが聞こえる河畔林づくり
【長沼町】河川愛護団体リバーネット21ながぬま Webレポート
◆団体名 河川愛護団体リバーネット21ながぬま
◆事業名 小鳥のさえずりが聞こえる河畔林づくり
千歳川河川敷地内での生態学的混播・混植法による植樹活動
河川愛護団体リバーネット21ながぬまは、北海道e-水プロジェクト助成金で、千歳川右岸の河川敷で、生態学的混播・混植法による植樹並び種採り、種蒔を令和4年10月2日実施し、今年で22年目になりました。
参加者は、河川管理者である札幌開発建設部千歳河川事務所、空知総合振興局森林室、植樹箇所近郊で河川工事を受注している草野作工(株)、植村建設(株)当会の会員等、計27名(内子供4名)が参加して、岡村俊邦先生の指導の下で当該活動を行いました。
まず、千歳川河川敷地内で、直径3メートルのユニットに、本団が種から育成したハルニレ・ミズナラ等種類の違う苗木10本を植え、合計150本の植樹を行いました。その後、近くの山の木から種を採取し、本団所有の苗場ヤードで発泡スチロール箱に苗床を作成し種蒔きを行ない、水撒き等の育苗管理を行って、今後の植樹用の苗木の育苗を行いました。
この植樹方法は、種類の違う木を植えて、植樹箇所の環境に合った木だけが成長して自然に近い森が形成される事を目指しています。
反省点としては、植樹箇所に雑草防止用のビニールシートを敷いていますが、まだ雑草が生えてくるので、工夫が必要であると考えます。さらに、この活動の周知を計り参加者募集のため、広報やチラシ等でPRしています が、一般の方の参加者が少ないため、周知方法について検討する必要があると考えます。
今後は、この活動が広く認知され、多くの人が活動に参加されて、人々に潤いを与え、動植物等の生態系が豊かな自然に近い森が形成され、洪水の少ない地域になって欲しいと考えています。

河川愛護団体リバーネット21ながぬま
小鳥のさえずりが聞こえる河畔林づくり