Webレポート

事業名

水辺から再発見!「水辺de幼稚園」

【旭川市】コドモリくらす Webレポート

◆団体名 コドモリくらす

◆事業名 水辺から再発見!「水辺de幼稚園」

 

私たちは、幼児や小学生が地域の川で遊び、地域の自然や生き物について知る機会を増やすことを目的として、幼稚園を対象とした水辺のプログラムの実施と、水辺の活動に興味を持つ親サポーターの育成とスタッフのスキルアップのためのワークショッ プを開催しました。 

 

【2021年6月17日 水辺ワークショップ(1)】

講師とコドモリくらすのスタッフで現場の見かたと資材や装備、実施プログラムについて現地で検討を行いました。 

 

【2021年8月21日 水辺ワークショップ(2)】

参加者 大人10名・子供10名 東旭川にあるペーパン川で川遊びを体験し、安全管理や生き物について学びました。

「魚って動きが速くてなかなかつかまえられない」 「これぐらいの深さなのに、こんなに歩きづらいなんて・・・流れに逆らうって大変」という感想もありました。 

 

2021年5月21日 きくし幼稚園 年長児35名 石狩川右岸(旭橋)

7月2日 つくし幼稚園 年長児47名 石狩川右岸(旭橋)

8月27日  きくし幼稚園 年長児35名 伊野川(カムイの杜)

8月28日 はらぺこ農場 子供19名・大人10名 ペーパン川(東旭川)

旭川市内の3カ所の水辺を使って、魚や水生昆虫などの生き物探しをしました。ドジョウ、トミヨ、ウグイなどをじっくりと観察。

一番人気はなぜか“シマイシビル”気持ち悪いと敬遠するかと思いきや、手に乗せたり、押してみたりなど、楽しそう?に触っていました。 

昨年度まで活動フィールドは石狩川のみでしたが、今年度は伊野川やペーパ ン川など、使えるフィールドを増やすことができました。

水辺プログラムは、幼稚園と一般参加(親子)という2つのモデルを実施し ました。

  

幼稚園は通常保育内の活動で、活動時間が短く、どこまで満足のいく体験ができるのかというのが課題でした。対策として、活動回数を増やす、いきもの観察は室内で別の時間にする、などの工夫で活動時間を確保しました。また、各幼稚園の親サポーターも複数回活動に参加し、安全管理に慣れ、サポートが増えたことで、川に入る子供の人数を増やすことも可能となりました。 また、一般参加モデルは、東旭川で活動しているはらぺこ農場と協働し、親子で川遊びを楽しみながら水辺の安全管理について親子で学びました。2時間弱の活動時間で、途中から寒さを訴える子たちも出てきて、30℃ある真夏日でもあっても低体温になるリスクがある、ということも学びました。コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言だけでなく、旭川市内の河川敷ではヒグマの出没もあり、活動がやりにくい時期もありましたが、フィールドや時期を変更することで、子供たちの学びの場を減らすことなく活動ができました。 今後も活動をひろげ、「川は危険だけど、楽しい。」と実感する子供を増やしていきます。

コドモリくらす
しずくコース

コドモリくらす

事業名

水辺から再発見!「水辺de幼稚園」