Webレポート

事業名

滝上ウキウキリバー探検隊

【滝上町】渚滑川水系資源教育推進実行委員会 Webレポート

◆団体名 渚滑川水系資源教育推進実行委員会

◆事業名 滝上ウキウキリバー探検隊

 

渚滑川の水質の良さと、周辺の自然環境の質は、国内・道内でも屈指のレベルであり、後世に残すべき資源として保全と活用が求められています。こうした保全すべき資源の認知と次世代に繋げるためのアクションとして、子どもたちに対する環境教育と、流域資源の特色を生かした教育を実践できる人材育成を展開することを目的とした「滝上ウキウキリバー探検隊」事業を実施しました。 

 

本事業では、滝上町の地域性を活かす取組みとして、各種団体と連携を図り保全を進める一方で、渚滑川の質の高さだけでなく、渚滑川水系以外の資源との関連性・重要性を認識し、その魅力を地域内外に発信するこ とで地域の振興策にも寄与することを目的として掲げました。 

 

このような目的の達成に向け、令和3年度は、渚滑川の水質の良さがもたらす自然環境の豊かさについて、子どもから大人までを対象とした学びの機会をつくり、流域資源を保全することの必要性を学びました。 

 

「川遊びから拡がる環境教育推進活動」は、夏休み期間である8月6日に、子どもたち14名が川の中で水棲昆虫を採集し観察する事で生態系に及ぼす役割を学びました。まず、川で遊ぶ前にルールとマナーを習得し、その中で水棲昆虫、魚、動植物などの生態系を学び、川遊びの実践の中では、川本来の特性を学び、環境破壊がもたらす川の脅威を学びました。

 

「流域資源の保全と学習」は、渚滑川の流域に生息する鳥類や魚類、自生する植物などは、貴重な地域資源であるため、それらを後世に残すために、小学生に向けた教育と、教育人材の育成に取り組みました。 

 

小学生に向けた教育として、9月13日、滝上小学校4年生12名が、河川敷地内を散策することにより、豊富な資源と保全の重要性を学びました。この取組については、9月8日に事前学習を行い、自ら調べて学んだことを現地で実際に確かめることもできたため、子ども達の深い学びにもつながりました。 

 

人材育成の取組としては、10月3日は大雪山自然学校の荒井一洋氏を講師として招き、大人19名が、渚滑川流域資源の大切さを子どもたちに伝えるために、保全の重要性と地域資源として活用するための研修会を行いました。地域で活動している自然ガイドや新たな担い手のスキルアップを目的とした研修は、貴重な地域資源を環境教育の教材として活用できる人材を確保に寄与しました。

渚滑川水系資源教育推進実行委員会
しずくコース

渚滑川水系資源教育推進実行委員会

事業名

滝上ウキウキリバー探検隊