Webレポート
高栄南公園ビオトープ環境整備
【北見市】地域協働まちづくり会議高栄小校区きずな Webレポート
◆団体名 地域協働まちづくり会議高栄小校区きずな
◆事業名 高栄南公園ビオトープ環境整備
地域協働まちづくり会議高栄小校区きずなは、昨年に引き続き北海道e-水プロジェクト助成金で、北見市高栄南公園内にあるビオトープの環境整備を実施しました。
具体的にはビオトープの景観と環境に悪影響を与えている、藻の除去をメインに危険個所の除去と景観の保全を実施しました。活動は地域住民のほか 北見市民有志と北斗高校サイエンスクラブの生徒さんと顧問の先生も参加いただき、北斗高校サイエンスクラブの生徒さんには特に水質調査に協力し ていただきました。活動は毎月第3土曜日の午前中に行い、人力で藻をすく って廃棄物として処分するために特殊は袋に投入し、水分を曝気させ次の活動時にゴミ袋に入れて搬出しました。本年は、ただ藻を掬って減らすだけでは無く、藻の発生の原因として考えられる水の流入量を増加させるべく周囲 を調査・観察した結果、山側に3箇所水分を多く含む箇所があることが分かり、その流入を阻害している壊れて危険な木柵を除去しました。結果は水の流入が確認されその箇所での藻の発生量は減少しました。
また、藻の発生を抑える効果があるとされている「大麦わら」を設置して 経過を観察しているところです。昨年は藻を掬ってしまえば藻が減ると考えての活動でしたが、藻の増殖スピードが速く、次の月には前月とほぼ同じ状態に戻っており、心が折れそうになりましたが本年はかいぼりを4回行い、ビオトープの水の入れ替えと泥に除去をしたことで池の底が見える範囲が広がりました。
活動を知って参加してくれる小学生も増え、魚少年と昆虫少年が活動に加わり、徐々に協力してくれる方が増えてきたのもうれしいところです。成果が見えたり共感を得ることが出来たりと少しずつですが活動を行うことの大切さを実感できるようにもなりました。
来年は、今までの活動を振り返り、ビオトープがより良い姿、形になるよう頑張ります。

地域協働まちづくり会議高栄小校区きずな
高栄南公園ビオトープ環境整備