Webレポート
自然戦隊マガレンジャー 夏の活動
【美唄市】宮島沼の会 Webレポート
団体名:宮島沼の会
事業名:自然戦隊マガレンジャー 夏の活動
活動場所:宮島沼 活動日(期間) 8月5日(火)~ 6日(水)
参加人数:8月5日=17人、6日=17人
自然戦隊マガレンジャーは宮島沼の会が主催する、美唄市内小中学生を対象とした自然体験活動である。 活動内容、活動目標、活動スケジュールなどは、リ ーダーとなった担当隊員が事前に集まり計画を立て、 買い物などの準備もリーダーが実施する。リーダー は毎月実施する活動毎に担当が変わり、全隊員がどれかの月の活動の担当となる。 今回の活動内容は「魚調査」 「ヨシ紙作り」 「コウ モリ調査」、活動目標は「5分前行動」 「責任をも って活動する」 「周りの事を考えて活動する」に決まった。当日は17名の隊員が集まり、1泊2日のキャンプを実施した。台風の影響で活動内容の変更が心配されたが、カヌーによる魚調査、ヨシ紙作りを実施することができた。雨天のためコウモリ調査は中止した。
●魚調査
2リットルのペットボトルを使って「どう」を手作りした。5チームに分かれ、計10個のワナを宮島 沼の各所に設置し、翌朝回収した。成果は「モツゴ5匹」のみであった。ワナの作り方、ワナの設置方 法など検討の余地はあるが、8月の宮島沼では、あまり魚が捕獲できないことを確認した。
●ヨシ紙作り
6月の活動で刈り取ったヨシを利用し、ヨシ紙作りを実施した。この活動は「ヨシは富栄養化している 宮島沼の水を浄化してくれる植物であり、成長したヨシを刈り取ることで宮島沼の水質保全になる」ということを楽しみながら理解できることがポイントである。また、手作りしたヨシ絵葉書を宮島沼カン トリーフェス(農業祭り)でマガレンジャー自身が販売することで、宮島沼の水質保全の普及とマガレンジャー活動資金調達を子どもたち自身で体験できる活動でもある。昨年から始めた活動のため、今まで実施したことのある隊員が中心となり、新しいメンバーに教えながらヨシ紙作りを実施することができた。
●その他
夜はドラム缶風呂に入り、野外にテントを立てて宿泊した。野外 にテントを立てて宿泊するのは今回が初めてである(今までは、 センター内で寝袋就寝)。薪を焚いてお湯を沸かしたり、大型テ ントを設営したりなど、大人スタッフの力を借りながらではあるが、子供達の力で実施することができた。 マガレンジャーキャンプでは食事の準備も子供達自身で行う。食事の準備に関しては、毎度のことなので、年長メンバーが年少メ ンバーに教えながら、今まで実施したことのある隊員が新しいメ ンバーに教えながら、子供達のみで準備できた。新しいメンバーが加わり、まだコミュニケーションが 十分取れていない中での活動だったためか、カレーが水っぽくなったり、固いご飯になってしまったりと苦労していたが、最終的には美味しいご飯が出来上がっていた。 いろいろな失敗を乗り越えながら、隊員同士が仲良くなり 「イグルーで寝る冬キャンプをやりたい」 「コウモリ調査 をリベンジしたい」など、解散の頃には自然にやりたいことを話し合う雰囲気になっていた。
活動報告ホームページ
自然戦隊マガレンジャー・活動日記: http://magaranger.blog55.fc2.com/blog-entry-54.html