Webレポート
朱太川天然アユ保全のための漁業・産卵場改善事業
【黒松内町】朱太川漁業協同組合 Webレポート
団体名:朱太川漁業協同組合
事業名:朱太川天然アユ保全のための漁業・産卵場改善事業
活動場所:朱太川本流中の川地区(2 箇所:睦橋下流、西地先)
活動日(期間):平成 26 年 9 月 18 日(木)9:00~15:00
参加人数:6 名(環境政策課 2 名含む)(北海道コカ・コーラボトリング株式会社 広報・CSR 推進部 岡田氏が取材同行)
【開催日時・活動内容】
平成26年9月18日(木)
9:00 町民センター集合(5名)。当日は夜半から時折激しい降雨があり、実施が危ぶまれたが、 アユの産卵状況を考慮すると作業実施の先延ばしは事業効果が薄れることが危惧されるため、予定通り作業実施を判断した。
9:15 睦橋で岡田氏、明石ボランティアと合流した。睦橋の上から川を観察し、鮎の群れを確認した。アユは橋の直下付近から流れの中央部付近に群れており、時折ヒラを打つ銀色の姿が確認され、まだ体色が婚姻色に変化していない状況であった。作業予定箇所より 上流域に群れアユが存在することから、このタイミングで下流域の産卵場改善が有効であることが推測される。
9:30~11:30 本流左岸側(添別川合流地点付近)から本川に移動し、クワを用いた人力による河床耕耘を実施した。一般には水深10~60センチ程度の瀬が産卵場に適しているとされているため、降雨による増水も考慮した上で、沈瀬に作業範囲を設定し目印ポールを設置した。面積は約5メートル×約10メートル。河床の礫間に詰まった砂や泥を洗い流しながら、作業範囲全面を深度20㎝程度まで耕耘した。
12:00~13:00 昼休み@町民センター
13:00~14:15 西地先に移動し、2箇所目の耕耘作業を実施。本流の水位が上昇し濁流になってきたため、安全が確保できる範囲に限定して作業実施した。面積は約5メートル×約5メートル。作業途中ではあったが水位の上昇が見られたため、安全を優先して作業を中止した。

朱太川漁業協同組合
朱太川天然アユ保全のための漁業・産卵場改善事業