Webレポート
福寿川流域の「自然空間はぼろ」整備と環境学習事業
【羽幌町】羽幌みんなでつくる自然空間協議会 Webレポート
団体名:羽幌みんなでつくる自然空間協議会
事業名:福寿川流域の「自然空間はぼろ」整備と環境学習事業
事業概要:自然空間はぼろ内にて、植樹作業・草刈作業・野鳥観察小屋建設作業。水辺の生き物調 査・水質調査。観察会。
羽幌みんなでつくる自然空間協議会は、北海道 e ー水プロジェクト助成金で、福寿川流域の「自然 空間はぼろ」整備と環境学習事業を実施しました。 子どもたちから高齢者まで町民自身が町民主体で、地元の自然を体験できる空間、守るべき環境 を体感できる空間 ビオトープ公園「自然空間はぼろ」を整備し維持し、まち全体の環境意識の向 上を目指しています。
植樹作業は5月に2回、羽幌ロータリークラブと羽幌小学校一年生・まき幼稚園年長組、羽幌高 校一年生と北るもい漁業協同組合女性部で行い、広葉樹・針葉樹を取混ぜ554本を植樹すること が出来ました。10月には、北海道留萌振興局との共催で留萌管内住民を対象に植樹会と自然空間 はぼろの観察会を開催することが出来ました。 管内住民50名が参加し広葉樹・針葉樹240本を植樹し、その後1時間にわたり公園内を観察し ました。
今年から毎月第3日曜日の午前をビオトープ活動日として、協議会メンバーに呼びかけ公園内の 作業を行っています。まだまだ参加者は少ないですが、自らが関わった公園の成長を多くの方々が 体感できるよう今後も行っていきます。 活動日以外では毎日のように、数名が草刈りや維持作業、野鳥の森の観察小屋建設を行いました。
今年度、e-水プロジェクト事業で自走型草刈機と軽トラックに積み込むためのアルミブリッジを 購入することが出来、草刈作業の負担が劇的に軽減されました。特に草刈機には座りながら作業が 出来るようシートを取り付け、高齢者が多い協議会メンバーの作業軽減に大きな役割を果たしまし た。
環境学習として植樹の時に園児・児童・生徒にビオトープ公園の説明を行ったり、北海道海鳥セ ンタージュニアレンジャーが春と夏に生きもの調査や福寿川水質調査を行い身近な環境の変化を学 んでいます。
今回いただいた貴重な助成金を無駄にすることなく、多くの地域の皆さんと一緒に小さな力の地 域から大きな地球に対して、身近な水環境から大きな地球環境を考えるきっかけを発信していきた いと考えています。

羽幌みんなでつくる自然空間協議会
福寿川流域の「自然空間はぼろ」整備と環境学習事業