Webレポート
厚沢部川における水産資源保護・増殖事業及び水辺環境保全に関する啓蒙活動事業
【厚沢部町】厚沢部町河川資源保護振興会 Webレポート
団体名:厚沢部町河川資源保護振興会
事業名:厚沢部川における水産資源保護・増殖事業及び水辺環境保全に関する啓蒙活動。
事業概要:厚沢部川に生息するカワヤツメ、アユなどの水産資源の保護・増殖。地元の子どもたち を対象にした、自然体験型学習の開催。
当会は、昭和 47 年に厚沢部川水系の環境保全及び水生生物の保護・増殖を積極的に推進すること を目的として、厚沢部町内の有志により創立されました。現在は、町内・外の会員約60名で活動 をしています。 活動は、その厚沢部川の豊かな自然と水辺環境を活かし、子供たちが水遊びを通して郷土の自然を 学び、体験できる場として様々な自然体験型学習や啓蒙活動を行っています。厚沢部川の大切な役 割を損なうことなく、人と自然が共生する水辺空間を実現するため、河川環境整備に対する意見や カワヤツメ、アユなどを始めとする川に棲む生き物の保護・増殖・研究に関する活動を積極的に行 っています。
北海道e-水プロジェクト 2012 助成事業活動は、厚沢部川に生息するカワヤツメ、アユなどの水産 資源の保護・増殖活動。
1.カワヤツメの資源保護・増殖に関する事業
(1)カワヤツメの産卵床調査(産卵床の形状、数、場所)
(2)カワヤツメの人工種苗生産(人工授精・ふ化、放流)
2.アユの資源保護・増殖に関する事業
(1)アユの人工種苗生産(人工授精・ふ化、自然放流)
(2)アユの生態調査に係る活動(標本・情報の提供等)
将来を担う子供たちに対し、郷土の自然を通した郷土愛の形成と水辺環境保全の大切さを啓蒙する 自然体験型学習。
1.小学校が学ぶ厚沢部川の自然と生き物
(1)カワヤツメの人工授精・里親飼育、放流。
(2)稚鮎の放流、天然鮎の人工授精・里親飼育、放流。
2.小学生が厚沢部川で体験する自然と生き物。
(1)清流厚部川で体験する川下りと川の生き物観察会は、厚沢部川の自然を心と体で学ぶ体験型 学習。
「第 2 回清流あっさぶ川で体験する川下りと川の生き物観察会事業」は、水辺自然体験学習に関す る有資格者の指導による「川下り体験」及び北海道教育大学函館校特任教授の後藤晃先生、北海道 大学水産学部淡水魚研究会の皆さんを講師に迎えた「川の生き物観察会」を実施。
これからの活動
今後は、現在実施している事業を更に充実・発展させて継続実施していくとともに、新たな事業に も積極的に取り組み、会の発展と事業の充実を図り、地域社会に貢献したいと考えています。

厚沢部町河川資源保護振興会
厚沢部川における水産資源保護・増殖事業及び水辺環境保全に関する啓蒙活動事業